遠足

 

「これとねー、んー・・・これも!あとはねぇ〜これかなぁvvv」

ここは、家の近くにある小さなスーパー。

レクがうれしそうに、おやつを選んでは、かごの中へと入れていく。

「レクちゃん、おやつは300円までの決まりだからね。」

どんどん、かごに詰め込むレクを見かねて園が声を掛ける。

「えっ300円までなのっ!?」

「えぇー、先生から説明あったでしょ?」

「ん・・・覚えてないや・・・。でも、300円までなんだぁ。。。じゃぁ、こんなにたくさんは買えないね。」

そういって、しぶしぶレクは元あった棚へとお菓子を返していく。

「決まりは決まりだからね。でも、僕はお菓子はあまり食べないから、レクにあげるよ。だから、600円分好きなものを選ぶといいよ。」

園が、レクが棚へ戻そうか戻すまいか迷っているお菓子を、やんわりと取り上げ、かごの中に戻す。

「えっ・・・でも、園ちゃんのお菓子はどうするの・・・?」

レクが心配そうな顔で、園を見上げる。

「レクも僕がお菓子嫌いって事は知ってるでしょ?だから安心していいよ。」

いまだに心配そうな顔で園を見上げるレク。

「んーじゃぁ・・・レクちゃんのお菓子を少し分けてもらおうかな?」

園は見かねて、レクにそっと微笑みかける。

「うんうん!それがいい!明日も、ずっと園ちゃんと一緒に居られるね〜。」

園の言葉に安心したのだろう、レクがうれしそうに、おやつ選びを再開する。

おやつも無事に買い終わり、2人一緒に家路を行く。

2人並んでゆっくり歩く。

明日は待ちに待った遠足で、天気予報では、見事な日本晴れ。

本当はあまり好きじゃない遠足だって、キミの笑顔があれば、何よりも楽しい1日になる。

 

 

・・・あはは。。。

お題って難しいね(笑

しかも、お題によってものすごく温度差がある。

これなんて、10分の作品ですよ。

2006 06 02